素人落語紹介!!脇道1本目
いま落語がアツい!
なんて聞きませんかね・・・
今日は寄り道。
落語家は何でキョロキョロしながら話すんだろうって思ったことありませんか??
私は、最初にみたとき、何でこんなに右左と首を振りながら話すのか不思議で不思議で仕方ありませんでした。
あの首振りの意味は
『上手と下手』(かみて、しもて、と読みます)
を表してます。
舞台とかでよく上手から人が現れてとか・・・
そうそう!!吉本新喜劇とかドリフの舞台で家のセットが出てきますよね?
あれのドアとか入り口って必ず左側についているんです。
それは下手に入り口を作るからです。
そして上手に居間がありますよね。
上手は上座を表します。
そうです!
飲み会とかで上司や年長者が座るところが上座!
それが上手なんです!
つまり、向かって左方向へ落語家が話しているときは、上手から下手に話しかける仕草を再現しているのです。
それでは向かって右方向へ話しているときは?
・・・そうです!上役の人に話しかけているんですよ。
落語は会話芸ですから、ここがキーポイントなんですね。
人物の使い分け、どっちの方が偉いか、上役かを首の向きで表現しているのは凄いです。
そのために落語家のみなさんは右、左に首を振るのです。
(舞台に向かって)右から左に向かって話しかけたら、目上の人から目下の人へ話しかけているんだなぁってわかりますね!
右手の上手は御隠居であったり、大家さんであったり・・・
左手の下手は八っつあん、熊五郎ですね。
声色が変わらないとしても首の向きを見ればわかりやすい。
これわからないと、ほんと首の動きが気になって気になって仕方ないんですよね。
私は、疑問で疑問で・・・。
ほんと集中できませんでした。
恥ずかしい・・・
でも知らないことは普通ですよね。
落語面白いなぁ。
ぜひ落語を見てください!!